インテリア初心者でも簡単!お部屋の統一感が出せる3つのポイント
引越しや模様替えをきっかけに、お気に入りのお部屋を作りたい♪でも、テイストとか商品情報とか詳しくないし……やっぱり知識がないと統一感を出すことなんて無理なのかな?
と疑問を抱えている方に朗報!
一見、難しそうに思える「インテリアの統一感」ですが、実は、誰でも簡単に統一感のあるインテリアを実現することができるコツがあります。
そのコツとは、たった3つのポイントをおさえるだけ!
この記事では、インテリア初心者である私が、詳しい知識や経験なしに、お部屋を作った方法を、3つのポイントとともにご紹介したいと思います。
先に結論をまとめたスライドを1枚貼っておきます。
↓↓↓
目次
この記事を読む価値はあるのか?
話を進める前に、まず下の写真を見てみてください。
統一感があるように見えますか?
↓↓↓
こちらの写真は、3つのポイントをふまえてインテリアをそろえた私のお部屋の写真です。
写真に統一感はないと思った方へ
そもそもなのですが、このお部屋を見て「統一感なんて全然ないじゃん!」と思う方は、この記事は参考にならないと思います。
もう一段階上のステップの「スタイル(テイストや系統など含む)」がわかる感覚をお持ちなのかも!!
ですので、インテリアのスタイルの記事(後日、執筆予定)の方が参考になるかもしれません。
もしくは、ここまで読んでいただいて申し訳ないですが、もっとハイレベルな方が発信する情報を探してくださいませm(__)m
インテリア初心者の私には、これが限界です(汗)。
写真に統一感があると思った方へ
冒頭(目次の上)のスライドに要点は全てまとめているので、忙しい方はそのスライドだけ見ていただければと思います。
どのように取り組んだのか?
具体的に知りたい方は、このまま読み進めていただけると嬉しいです!
インテリアの統一感を出す3つのポイント
- 色で統一感を出す(配色の黄金比「70:25:5」の法則)
- 高さで統一感を出す(高さをそろえる)
- 形で統一感を出す(装飾の程度などをそろえる)
ということで、ここからは3つのポイントを、
具体的にどのように設定すると統一感が出るのか
さらに
私のお部屋はどのように設定したのか
についてご紹介させていただきます。
ポイント①:色で統一感を出す
何色がセンスが良いの?配色の知識とかないし、難しそう。
知識がなくても統一感を出せる方法があるので難しく考えなくてOKです!
一応、正しい流れであるカラースキームはこんな感じになります。
(ちょっと複雑なので、サラッと流し読みでどうぞ!)
-
STEP1空間に表現したい雰囲気を決める「落ち着き感」「元気」「華麗」など色のイメージから考えます。
※色のイメージについては、後日執筆予定です。 -
STEP2色をもつ部材を確認する内装材や家具などのことです。
-
STEP3ベースカラー(基調色)を決める※内装材は、表面の質感によって色の見え方が変わるので注意が必要です。
例えば、
・荒い質感→陰影が出やすく、明度と彩度が低くなる。
・光沢があり滑らか→質感がわかりにくくなる。
・光沢がない→どの方向からも色の見分けがつきやすい。 -
STEP4アソートカラー(配合色)を決めるベースカラーの効果を高め、インテリアの個性を表します。
-
STEP5アクセントカラー(強調色)を決めるベースカラーに対して目立つ色で、アソートカラーの類似色や反対色などとしてバランスをとります。
※類似色や反対色についても、別記事でまとめたいと思います。
うーん。ややこしい。。。
まず、「アソートカラーって何?」って話ですよね!
別名、「メインカラー」とも言うそうです。(←メインカラーの方がわかりやすい!)
私が調べた中では、「アソートカラー」と書かれた情報が多かった気がするため、この記事では「アソートカラー」で統一していますが、言葉の定義自体はそんなに重要ではなさそうです。現段階では、大まかに3つに色分けするということが分かっていれば大丈夫かな〜。
もちろん、インテリア上級者ともなれば同じ色でも素材によって雰囲気を変えたり、細部に渡るまで配色のこだわりを作り出せると思います。
しかし、インテリア初心者の私には、細かいことを考えることは難しかったので、最も初心者が色の統一感を出すのに成功しやすい「配色の黄金比」を実現することだけに注力しました。
アイテムの種類などもあわせて表にまとめました。
配色の割合 | アイテム | 耐用年数 | 色を選ぶポイント | |
---|---|---|---|---|
ベースカラー | 70% | 床、壁、天井 | 長 | インテリア全体のイメージを形成する色。飽きのこないベーシックな色が良い。(ホワイトやアイボリーのケースが多いそうです。) |
アソートカラー | 25% | 家具、カーテン、ラグ | 中 | インテリアの主役となる色。暗すぎず華やかすぎないものが良い。 |
アクセントカラー | 5% | 小物(クッション、壁面装飾、オブジェ) | 短 | 雰囲気を手軽に変えられる色。個性的な色や柄を取り入れても良い。 |
このようにインテリアをそろえると、統一感が出るそうです。
細かい話でいくと、配色の割合は前後するそうですし、アソートカラーは、同系統の中でさらに色分けしたり、アクセントカラーも2色・3色などに分けることもできるそうです。
また、上記の情報は、書籍やサイトにより多少異なります。例えば、ある文献ではソファがアソートカラーに分類されていて、別の文献ではアクセントカラーに分類されているなど。
家具の大きさによっても(面積の違いにより)、分類が変わってくるため、イメージをつかみやすくするための表だと思って大丈夫かと思います!
例外もたくさんあるそうですし……
すごくザックリまとめると、
「大部分・少し・ごく一部」の3つパートに色分けする
と考えて良いのではないでしょうか!?
初心者のつぶやき(クリックで開きます)
開いてくれてありがとうございます!
(何かの得になるような情報はございません。ただの疑問点やつぶやきですm(__)m)
おそらく、アイテムの表面積を細かいところまで計算してインテリアをそろえる人はいないと思うんですよね……。
実際、完璧な70%:25%:5%を目指しても、カーテンの開閉だけで大きく割合が変わるし、開閉のどちらが基準で作るんだろう?
って疑問に思います。
自分のお部屋での立ち位置や見る方向によっても変わるし……。
そもそも、壁と天井は同色で床が異なる色というパターンの家も多いと思いますが、その場合、床だけで面積の15〜20%をしめることになりません?
これで配色を70%:25%:5%の割合に保つように作ると、必然的に「天井&壁の色がベースカラー」「床の色がアソートカラー」にならないのかな?
フローリングシートや巨大なラグを敷いたり、家具で床を見えないようにしない限り、アソートカラーの色は床の色になる気がしてしまう……。
でも、インテリアの本やサイトを見ても、あまりそういう風にはなっていないんですよね。「床の色がベースカラーもしくはアソートカラーになる」とは。
3色ではなく、床の色をあわせると4色で作っているように見えてしまったり……。
経験を積んで、何年か経った後にこの疑問を自分で読み返して、的確に答えられるようになるのかな〜とちょっと楽しみ♪
とにかく奥が深いですね!!
現段階では、難しいことはわからないので、私は下図のようにお部屋をまとめました。
ベースカラーは白、アソートカラーはグレー(黒を含む)、アクセントカラーはゴールド(黄色系を含む)。
アクセントカラーはゴールドを中心としていますが、ピンクを加えることもあります。この場合、アクセントカラーは2色になったりもします。
ちなみに、ベースカラーとして、私は3色で迷いました。
迷った理由としては、
白系 | 清潔感がある。お部屋が広く感じる。 |
黒系 | 高級感がある。夜、やたらとカッコイイ。 |
茶色系 | リラックスできる。最もホテルライクになりそうな色合い。 |
どれも魅力的!
ただ、散々悩んだあげく、インテリア初心者ならば白をベースカラーとしたインテリアが最も作りやすいと感じました。
理由は別の記事にまとめていますので、ご興味があればぜひ読んでみてください!
お部屋に統一感を!初心者は「白」をベースにすると良い理由
ちなみに、私のお部屋はもともと黄色系のフローリングだったため、クッションフロアを敷いて白に変えました。
【完全版】クッションフロア徹底比較!価格など目的別にオススメ紹介
ポイント②:高さで統一感を出す
書籍やネットで調べたところ、高さをそろえると統一感が出ると書いてある情報が多かったです。
そこで、私も高さにこだわることにしてみました。
まず、購入したい大きめの家具をリストアップします。
-
STEP1購入したい家具をリストアップ最低限ほしいものだけでもリストアップできると良いかなと思います。
(背が高いものと、中くらいのものと、低いものを1つずつでもあげられると、高さの基準にできるので、インテリアをそろえやすくなります。) -
STEP2高さのパターンを数通りつくる同じようなアイテムでもメーカーによっていろんな高さがあります。
いろんなメーカーの好きなアイテムをどんどん買ってしまうと高さの統一感を保つことが難しくなるので、私は先に高さを決めてから商品を探しました。 -
STEP3決定した高さの家具を探す購入前には実物を見ることができるとベストですが、アイテム探しにはインターネットのショッピングサイトが便利です。
高さを絞って探せる機能があったり、WEB検索でも「机 高さ70cm」などアイテム名に高さを含めて検索すると見つかりやすくなります。
私の場合、購入したい大きめの家具は以下のようになりました。
- デスク
- サイドテーブル
- サイドボード
- テレビ台
- ベッド
- ソファー
- センターテーブル
※センターテーブルは、ローテーブルやコーヒーテーブルとも呼ばれます。
そして、購入したい家具の高さを大まかに3段階で分けました。
- 高いもの・・・65〜70cm
- 中くらいのもの・・・50cm
- 低いもの・・・40cm
写真の方がイメージしやすいと思うので、下図をどうぞ!
また、横幅や奥行きもバラバラにならないように気をつけながらそろえました。
高さだけでなく、横幅や奥行きをそろえていくと、統一感が出ることに加えてもう一つメリットがあります。
それは、
模様替えがしやすい
ということです。
最近は特に「STAY HOME」で家にいる時間が長いので、模様替えをすることで、同じ家でも違う雰囲気が味わえて良いかなと思います。
詳細サイズについては、また改めて記事にできたらなと思うので、ご興味のある方はそちらをご覧ください。
ポイント③:形で統一感を出す
インテリアでよく使われている言葉でいうと、シンプルかデコラティブか?
つまり、インテリアの装飾はどの程度のものにするのかを決めてそろえていくと、統一感が出るそうです。
装飾が多いほど、女性的なインテリアの印象に仕上がる気がします。
また、私は装飾の程度だけでなく、丸さも形を決める大きな要素の1つになると思いました。
そこで、私のお部屋は下図のイメージで作りました。
まず、大きな家具を中心に、シンプルかつ丸みをあまり帯びていない角のあるアイテムをそろえました。
すると、少し冷たい印象になりました。そして、中性的というか色合いによっては、男性的なお部屋になったような印象を受けました。
これはこれでスッキリしてますし、スタイリッシュで良いです。
ただ、落ち着きがあって癒しを感じる空間に仕上げたかったので、ライトや小物(特にドレッサーまわりやベッドまわり)などを中心に、丸みのあるアイテムを取り入れたり、装飾の要素を取り入れたりしました。
形の特徴として特に意識した点は以下の通りです。
- 基本的に丸系より四角系のもの
- 脚付きで床が見えるもの
- 脚など線ができるだけ細いもの
もっと丸みを帯びたアイテムを多く取り入れたり、線を太めにしたり、装飾の要素を増やしていくと、女性らしくて可愛い印象のお部屋になるのではないかなと思います♪
まとめ
いかがでしたか?少しは参考になる部分があったでしょうか?
最後にもう一度統一感を出すコツを書いておきますね!
お部屋の統一感を出すポイントは3つ「色(70%:25%:5%)、高さをそろえる、形をそろえる」。
これらのポイントをおさえて、長い時間を過ごす空間が満足度の高いものになると良いですね!