【腰痛に注意】ポケットコイルマットレスの失敗しない選び方
ポケットコイルマットレスの選び方を失敗すると、腰痛に悩まされることがあるそうです。
この記事では、腰痛になりたくない私が、「ポケットコイルマットレスをどのように選んだのか」についてまとめました。
※最終的に、ポケットコイルマットレスは1万円以内で購入し、1年以上愛用していますが大変満足しています。
目次
結論!ポケットコイルマットレスの選び方のポイント
はじめに、一番大事なポイントをお伝えしたいと思います!
調べていく中で、このような結論に至りました。
というのも、次のようなことを知ったためです。
ポケットコイルマットレスでも腰痛になる?
「ポケットコイルマットレスでも腰痛に悩むことがある」ということをご存知ですか?
そうなの!?耐圧分散性に優れるポケットコイルマットレスは、体への負担が少ないんじゃないの?
と思った方もいらっしゃるのでは?
私もその1人。
ポケットコイルマットレスは、高級ホテルでも採用されていますし、「柔らかい寝心地で眠れる毎日が来ること」を子どもの頃からずっと夢みていました♡
体に負担がかかりにくいという点でも、とても興味がありました。
情報源は商品のレビューですので、信ぴょう性は100%というわけではないかもしれませんが、腰に悩みを抱えた同じような口コミを複数見つけてしまいました。
どうやら、ポケットコイルマットレスで腰痛が治るというわけではないそうです。
むしろ、選び方を失敗すると……
- これまで腰痛がなかったのに、腰痛もちになった
- 腰痛がさらにひどくなった
こんなケースに陥ることも。
こうなってしまうと、せっかく体に負担をかけないという目的でポケットコイルマットレスを選んだのにショック(涙)。
体をいったん壊してしまうと回復までに時間がかかったり、癖付いてしまうため、できるだけ回避したいですよね。
ということで、対策ができないかと調べてみたところ、「腰への負担を考慮して作られた」ポケットコイルマットレスがあるということがわかりました。
注目すべきは、文頭で「結論」としてお伝えした以下の2点。
腰痛対策のために確認すること
- ポケットコイルマットレスの硬さ
- ポケットコイルマットレスの強化部分
これが重要なポイントとなってくるみたいです!
マットレスの硬さって何?強化部分ってどういうこと?
ということで、次の章では「ポケットコイルマットレスの失敗しない選び方」と題して、マットレスの硬さや強化部分について詳しくみていきましょう。
ポケットコイルマットレスの失敗しない選び方
ポケットコイルマットレスの硬さについて
ポケットコイルマットレスの寝心地(柔らかい/硬い)については、さまざまな要素が関係してきますが、ザックリとまとめると、一般的には以下のように言われています。
柔らかい寝心地となる | 硬い寝心地となる | |
---|---|---|
コイルの配列 | 並行配列 | 交互配列 |
コイルの線径 | 細い | 太い |
コイルの数 | 少ない | 多い |
コイルの巻き数 | 多い | 少ない |
【ホテルの寝心地】ポケットコイルマットレスのメリット&デメリット
この中でも、比較的安価なポケットコイルマットレスだけで考えてみると、コイルの太さが寝心地に大きな影響を与えるようです。
腰痛対策をしたい場合、硬い寝心地を選ぶ方がオススメだそうです。つまり……
このように選ぶと良いそうです。
あくまでも、安価なポケットコイルマットレスについてのお話です!価格を抑えようとすると、スプリングそのものや、スプリングの上のクッション層の素材などが制限されるためです。
もちろん、高級(高価)なポケットコイルマットレスの場合は、最新の機械によって1本のスプリングでさえも最適化された新しい形(上から下までが同じ形とは限らない)が開発されて採用されているとのこと。
クッション材やキルト材も良い品質のものが使われているはずなので、正直どれを選んでも極上の寝心地となるでしょう♡
ポケットコイルマットレスの強化部分について
低価格のポケットコイルマットレスのコイル強化部分について、調べる中で大きく分けて図でも示したように3パターンに分かれていました。
- 部分的には強化されていない(全体が同じ)
- 両サイドが強化されている
- 両サイドと腰まわりが強化されている
価格は、①→②→③の順で高くなります。
この中で、腰痛に気をつけたい私は、③「両サイドと腰まわりが強化されている」を選びました。
コイルの強化部分の違いによって、どんなメリットがあるの?
強化部分は、以下の2種類がありましたね。
- マットレスの両サイド(端)の部分が強化されている
- マットレスの腰まわりの部分が強化されている
ということで、それぞれどのようなメリットがあるのかについて、もう少し掘り下げていきたいと思います。
マットレスの両サイド(端)の部分が強化されている
両サイドが強化されていると何が良いの?
両サイドのコイルが強化されることによるメリットは3つ考えられます。
- マットレスの端に座った時の沈み込みを軽減
- マットレスの型崩れ防止に繋がる
- 眠れる領域が増える(端ギリギリまで使える)
これらの中でも、「睡眠」という観点で考えると、最も重要なことは……
眠れる領域が増える(端ギリギリまで使える)こと
大手家具メーカーのYouTube動画で、このことを知りました。
へぇ〜。マットレスによって眠れる領域に違いが現れるなんてビックリだわ!ベッドのサイズだけで考えない方が良いんだね。
結構新しい発想ではないですか?
私は衝撃でしたよ〜!
この動画を観るまでは、「ベッドサイズの横幅」=「眠れる(寝返りを打てる)領域」だと思っていましたから。
でも、確かによく考えてみると、以下のようになる可能性もあるのかもしれませんね。
両サイドが強化されていないポケットコイルマットレスを使う場合
-
STEP1横になった状態で端の方まで行く一晩に寝返りを複数回するため、その間に端の方に行ってしまうことは多々あると思います。
-
STEP2体の重みで端の方のコイルが凹むポケットコイルマットレスは、耐圧分散性に優れるからこそ、端に行くと端が凹みます。
-
STEP3そのままの勢いで落ちそうになる端まで行くと落ちるから「その手前まで」という意識が働いてしまいそう。
-
STEP4端の方を使えず、眠れる領域が少なくなる起きている時はもちろん、眠っている時でさえも、落ちそうになったところで反射的に目が覚めたり、落ちないとわかっている領域の中で寝返りを打つようになるため、ベッドのサイズ(横幅)よりも、使える領域は小さくなってしまうとのことです。
寝返りを打てる領域が減ることで、体への負担が多少なりとも大きくなるのかもしれませんね。
マットレスの腰まわりの部分が強化されている
腰まわりの部分が強化されていないポケットコイルマットレスを使うと、腰まわりが過度に沈み込んでしまうことがあるそうです。
腰まわりが過度に沈み込んでしまうと、寝姿勢に負担がかかるだけでなく、寝返りも打ちにくくなることで腰に負担がかかりやすくなるんだとか。
私が愛用しているポケットコイルマットレスは、以下のように強化されています。
腰まわりが他より0.2mm太いコイルを採用
このおかげで、腰まわりが過度に沈み込むこともなく、寝返りの打ちにくさを感じることもありません♪
コイルの上のクッションについて
高級なポケットコイルマットレスであば、クッション層も良い素材が使われています。
何段階なの!?というほどクッションが充実している高級マットレスもたくさんあります。
当然ですが、クッション層の質が良いほど、料金は高くなります。
私は、1万円以内で購入したかったため、極上素材のものは諦めました。
安い中でも、ほどよいクッション層の商品を購入したため、横になった時にスプリングの硬さで体が痛むことはありません。
しかし、極上素材の商品と比較すると若干スプリングの硬さを感じるような気もするため、以下のような対策をしています。
上記のようにすることで、クッションが多少薄めでもスプリングによる痛みを感じることなく横になることができ、快適な睡眠ライフを送れています。
しかも、汗をかいても、マットレスパッドを洗濯するだけでOKなので一石二鳥!
オススメのポケットコイルマットレス(愛用品)
上記条件をクリアし、厳選に厳選を重ねた結果、私が選んだポケットコイルマットレスはこちらの記事にまとめています♪
1万円以下!初購入にオススメのポケットコイルマットレス【愛用中】
まとめ
いかがでしたでしょうか。
マットレスは、実際に長期間使って初めて体に合っているかわかることも多いため、どの方法をとっても腰痛対策が100%できるというわけではないと思います。
しかし、マットレスを選ぶ際の考え方の一つとして、この記事が少しでもご参考になれば幸いです。
みなさまの睡眠ライフが少しでも快適なものになりますように☆